こんにちは!なりしん(@narishin_super1)です。
大雪で家の雨どいが壊れた
天災で破損したものは火災保険でどのくらいまでカバーできるの?
こんな人のための記事です。
誰もが火災保険に加入していると思います。
火災保険の内容をしっかり理解して加入していますでしょうか?
我が家は今年の大雪の影響で屋根の雨どいが破損しましたが、火災保険をかけていたために修理代金に関してはしっかりカバーしてくれました。
※ちなみに修理は雪が完全になくなる春になってから行うとのことでまだ実施していません。
いざという時に使える火災保険。
保険の支払い対象にもかかわらず、自費で修理した!なんてことが無いように一度確認してみましょう!
火災保険は、自動車保険と違って使用しても保険料が上がることはありません。
火事の時だけじゃない!火災保険ってありがたい…!
自然災害で破損した建物は火災保険でカバーできる
保険契約時の補償内容にもよると思いますが、自然災害によって破損した建物は火災保険の支払い対象となっています。
契約内容によっては家財は補償されない場合もあるため自分の契約内容の確認は必須です。
雨樋修理の対象となるには風災、雪災、ひょう災の補償区分に加入が必要
上の図のように風災、雪災、ひょう災については標準で契約内容に含まれる場合が多いですね。
台風や大雪などによって雨樋が破損・変形したり、ひょうで屋根が損害を受けたりした場合には火災保険の補償対象となり、請求が認められれば保険金が支払われます。
全額認められるかは確認が必要
新価とは、損害額を全額補償する算出方法であり、新価が選ばれていれば保険金だけで修理をすることが可能です。
時価とは、新価から経年劣化により落ちた分の価値を差し引く算出方法をさします。
時価が選ばれている場合は保険料が若干安くなるかわりに、保険金だけでは住宅の修理をできない可能性が高くなります。これでは保険としての価値が半減してしまうため、最近ではあまり選ばれることはありませんし、おすすめもできません。
なお、近年では、最初から新価で算出されるように設計されていることがほとんどです。一方、古い火災保険の契約では時価が選ばれていることもあるので注意してください。
不安であれば、火災保険の保険証券などで確認してみることをおすすめします。
引用:保険の教科書
免責金額とは、簡単に言うと損害額のなかで自己負担する金額を指します。
たとえば、免責金額が5万円に設定されている場合は、損害額が20万円とすると、受け取れる保険金額は以下のように算出されます。
20万円-5万円=15万円
これに対し、損害額が5万円未満であれば、保険金は支払われません。
免責金額を設定すると、保険料が少し安くなります。
なお、古い火災保険の契約では、免責金額の設定の代わりに「損害額が20万円以上の場合に保険金を支払う」という条件が設定されていることもあるので注意してください。
引用:保険の教科書
我が家の場合
私は2020年12月19日に夢の新築一戸建て住宅の引き渡しを受けました。
ところが…!
今年の相次ぐ大雪で屋根の雪は50センチ以上。
そして積もった雪は、束の間の晴れ間で屋根から垂れ下がります。
屋根の雨どいが破損しました…泣
完全に折れたわけではないのですが曲がってしまい、中間で水がこぼれ落ちてくる状態…
雨どいとしては機能していません。
住宅メーカーにも確認したところ、修理にはお金がかかるとのこと。
火災保険でなおせるかもしれない!と思い、確認してみました。
ちなみに、我が家はソニー損保に加入しています。
保険会社に電話して解決
保険会社に電話して確認します。
雪災による破損は対象になるとのことでした。
よかったぁ
ちなみにソニー損保では【新価】で査定するみたい
電話の際に言われたことは3点。
- 冬の間は破損個所が増える可能性があるので、春になったら見積もりを取ってください
- 破損個所の写真(全景、近景)をとってください。
- 相場から乖離した見積もりについては全額お支払いできないことがあります。
あとは書類が郵送されてくるとのことなので、それを記入して提出すればよいそうです。
詳しい請求方法はHPまたは、電話にて確認するとよいと思います。
雨どい修理の際の注意点
ちなみに、相場から乖離した見積もりでは全額保険料が下りないことがある言われて気になり調べました。
火災保険を利用した詐欺行為が非常に多いんだとか…
「火災保険の保険金を使えば無料で雨樋修理ができる」といったように、火災保険の制度を悪用し多額の請求をしてくる業者がいるようです。
あくまでも、火災保険で修理できるのは因果関係が自然災害にある場合に限ります。
例えば老朽化や追加の工事は補償の対象外です。
それなのにも関わらず、火災保険で治ると修理をし、業者から100万円が請求されたが保険の対象外で保険金が下りなかったケースがあるそうです。
十分注意して、業者を選びましょう。
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