釣り場で偏光グラスをしている人はどんな理由でかけているのかな?
釣り下手や初心者がサングラスをかけたらバカにされないか不安。
初心者にもオススメな偏光グラスが知りたい。
こんな悩みに答えます。
メディアに出るプロアングラーで、偏光グラスをしていない人はほとんどいませんよね。
これは偏光グラスをかけることで得られるメリットが大きいからです。
偏光グラスのメリットは釣りが上手いから得られるものではなく、釣り下手や初心者であっても、そのメリットを受けることができます。
この記事を読むと以下のことが分かります。
・釣りをするときに偏光グラスをかける理由
・初心者が偏光グラスを選ぶ際に知っておくべきポイント
・初心者おすすめ偏光グラス9選
それではいってみましょう!
釣りをするときにサングラスをかける理由
釣りをするときにサングラスをかける理由は次の通りです。
- 水の中を見るため
- 紫外線から目を守るため
- 事故から目を守るため
それぞれ詳しく見ていきましょう。
水の中を見るため
偏光グラスをかけた時とかけていない時では水の中の見え方が全く違います。
下の画像をご覧ください。
泳いでいる魚はもちろんですが、地形の変化なんかも見えますよね。
実は釣りにおいて最も大事なのは地形の変化を見ることなんです。
魚は地形の変化に着くと言われています。そのため、
地形の変化を見つけたこと≒魚を見つけたこと
と言っても過言ではありません。
釣り人は地形の変化を釣っていくことによって釣果を伸ばすことができますので、偏光グラスは必需品と言っても良いでしょう。
また魚がバイトしてくる瞬間を見て掛ける「サイトフィッシング」も偏光グラスが無ければ成り立ちませんから、釣りのバリエーションも増えて釣果に差が生まれるのは当然と言えます。
紫外線から目を守るため
水面の乱反射やギラつく光は、通常よりも7~10倍の光が目に入ると言われています。
紫外線を多く目に受けることで白内障などの目の病気につながることがありますので、注意が必要です。
白内障などの病気にかかってしまっては、大好きな釣りを楽しむことができなくなってしまい本末転倒です。
偏光グラスをかけることにより紫外線のほとんどをカットして目の負担を無くしてくれますので、釣行時間の間は常にかけているようにしましょう。
事故から目を守るため
釣りにおける事故で多いのは、目の周辺を釣り針で傷つけてしまうことです。
例えば以下のような事例があります。
・根がかりを外そうとしてラインを引っ張ったところ、ルアーが勢いよく飛んできて目に刺さった。
・魚をランディングしようとしたところ、直前で魚が暴れてルアーが外れてまぶたを傷つけた。
これらの事例は、偏光グラスをかけていれば防げた事故でしょう。
目に関わることは後遺症を伴う大事故につながりやすいです。
対策を十分に行って安全に釣りを楽しむようにしましょう。
初心者が偏光グラスを選ぶ際に覚えておきたいこと
初心者が偏光グラスを選ぶ時の覚えておきたい重要なポイントは次の通りです。
- サングラスと偏光グラスを間違えないように注意
- 水の中の見え方と値段は関係ない
- レンズカラーによって見え方は大きく違う
それぞれ解説していきます。
この点さえ理解していれば、あとはお財布と相談してかっこいいやつ買えばOK!むしろ見た目が一番大事!
サングラスと偏光グラスを間違えないように注意
最も間違える点が「サングラス」と「偏光グラス」の違いについてです。
偏光グラスは、サングラスのレンズの中に「偏光フィルム」という特殊なフィルムを挟み込んだものなのですが、このフィルムに水の乱反射を抑える働きがあります。
ただの「サングラス」では水の乱反射を抑える機能は無く、水の中を見ることはできませんので注意してください。
水の中の見え方と値段は関係ない
5,000円と30,000円の偏光グラスではどちらが水の中を見やすいと思いますか?
答えはどちらも同じなんです!
高い偏光グラスの方が深い水深の魚まで見える、なんてことはありません。
安いものでも偏光グラスとしての役割をしっかりとこなすことができますので、予算を割けない人でも安心してください。
ただしやはり高いものは機能的には優れたものが多く、「長時間かけても疲れない」「頑丈」「バイザーでサイドからの光も遮断できる」なんて効果が得られますので、予算次第では高価なモデルを購入してもよいでしょう。
レンズカラーによって見え方は大きく違う
釣りに大きく関係するのはレンズカラーでしょう。
低価格帯のラインナップとしてあるのは、
・やや暗く見えるスモーク(グレー)系、
・暗く見えるブラック系
・明るくコントラストのはっきり出るブラウン系
の3種類かと思います。
この中でおすすめなのはブラウン系とグレー系です。
ブラウン系は輪郭を浮き上がらせてくれる効果がありますので、障害物や魚体が比較的はっきりと見えます。
グレー系は自然な見え方をしますので、万能タイプとして使えるでしょう。
ブラック系は船釣りなど照り返しがキツイ場所では非常に有効ですが、天候によっては光量が足りず、見えづらいときがありますので理解した上で購入するようにしましょう。
初心者におすすめな偏光グラス9選
初心者にもおすすめなコスパの良いサングラスを紹介します。
DAIWA(ダイワ) ポリカーボネイト変色偏光偏光グラス DNー4216H グレー
今回紹介する中で最もお勧めしたい偏光グラスです。
紫外線の量に応じてレンズの濃淡が変わる変色調光レンズを採用し、朝から夕方までかけっぱなしで釣りができます。
撥水効果が高く傷がつきにくい軽量ポリカーボネートを採用しているため、ハードな使用にも耐えうる1本です。
長期間にわたって相棒として活躍してくれるでしょう。
DAIWA(ダイワ) DN-4397 ポリカーボネート偏光グラス グレーシルバーミラー
ポリカーボネート製の偏光グラスは衝撃に強く歪みが少ないという特徴があります。
歪みが少ないと、長時間の使用でも目に疲れがたまりにくいので長時間の使用に向いています。
ミラーコートでグラス越しに目が見えないので、目を隠したい人にはおすすめのモデルです。
DAIWA(ダイワ) DN-8620F トリアセテート偏光グラス グレーレッドミラー
水に落としても浮かぶ点は釣り具メーカーならではの工夫でしょう。
ボートや船での釣行の際に万が一落としてしまっても拾うことができますので、安心して使用することができます。
SHIMANO(シマノ) フィッシンググラス HG-008M オリーブグリーン
まず目を引くのがグリーンの差し色で他にはない独創的なデザイン。
他の人と被るのが嫌、もしくは釣り場で目立ちたいと思う人におすすめです。
衝撃に強いポリカーボネート製レンズに撥水加工を施し、汚れが付きにくく拭いても傷がつきにくい仕様になっています。
SHIMANO(シマノ) フローティングフィッシンググラス HG-064P ブラウン/スモーク
偏光グラスの隙間からの雑光を遮るような形状になっているフレーム形状。
この形状にすることでより目を守ることができ、集中力もアップします。
水に浮くフローティングタイプという点でも安心して使えます。
L.S.D.Designs(LSDデザイン) D.フライマン ダークブラウン/グレーグリーン
釣り具屋さんに行くと最もラインナップ豊富なのがこのLSDデザインの偏光グラスです。
釣りに特化して設計されていることに加え、値段も手ごろでバリエーションも多く、入門用としては最適なモデル。
D.フライマンはレンズが広いため視野を広く確保できるうえ、安全性やデザイン性も高いです。
顔に沿うようにデザインされているため、隙間から光が入り込むことも少なく釣りに集中することができます。
TAKAMIYA(タカミヤ)
釣り具のポイントを運営するTAKAMIYA(タカミヤ)オリジナルの偏光グラス。
何と言っても魅力はコストパフォーマンスの良さです。
実際に届いてみると、全然安っぽさを感じさせないデザインで機能的にも問題なし。
とりあえず試してみたい方には最高の偏光グラスでしょう。
OAKLEY(オークリー) ホルブルック
オークリーの魅力はファッション性の高さ。
街やドライブで使用しても全く違和感が出ないのは、釣りブランドというよりファッションブランドとして認知されているからかもしれません。
価格的には高価ですがレンズ性能やかけ心地などの機能面に優れており、街で使えて一石二鳥なことを考えれば割安かと思います。
Zeque(ゼクー) STELTH(ステルス) イーズグリーン/トゥルービュースポーツ
初心者でもできればZequeの偏光グラスをかけてみていただきたいです。
ZequeはTALEX社のプラスチックレンズを使用しており、歪みが少なく全く疲れを感じることなく釣りができます。
またレンズバリエーションも豊富でどんなシチュエーションにも対応できる点も非常に魅力です。
値段的には高いですが、それだけ価値を実感できる偏光グラスです。
私もTALEX社レンズを使っていますが、「長く釣りをするならこのくらいの金額をかけても元はとれる」と身をもって体感しています。
TALEX社のレンズについて解説した記事はコチラ!↓
初心者でも偏光グラスをかけて快適に釣りをしよう
今回の記事では初心者でも偏光グラスをかけるべき理由とおすすめ商品について紹介してきました。
偏光グラスには以下の特徴があります。
- 水の中を見ることができる
- 紫外線から目を守ることができる
- 事故から目を守ることができる
偏光グラスをかけることによって情報と安全を得ることができますので、必ず使用しましょう。
サングラスと偏光グラスについて判断できない場合、今回紹介したものの中から選んでいただくか、店員さんに聞いて買うと確実だと思います。
偏光グラスをかけてたくさん魚を釣りましょう!
それではまた!
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