こんにちは!なりしん(@narishin_super1)です。
私は2020年12月にサイエンスホームで家を新築しました。
サイエンスホームは、国産ひのきを使用した住宅を提供する住宅メーカーです。
木のぬくもりを全面に出した”和モダン”な真壁づくりの家は、老若男女問わず人気とのこと。
私は、木が見える構造がおしゃれ心地よいなと思い購入を決意しました。
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さて、サイエンスホームで住宅購入する際に気を付けなければならないこと、それは、
サイエンスホームはフランチャイズ経営であることです。
フランチャイズと聞くとコンビニを思い浮かべますが、住宅業界にもフランチャイズ経営をしているメーカーは多いです。
有名どころではアイフルホーム、ヤマダホームズなどがあります。
基本的に、フランチャイズ住宅は低コストで高品質の住宅が建てられるとして人気です。
しかし、当然デメリットもあります。
この記事では、サイエンスホームで家を建てる際に重要視すべき点について解説していきたいと思います。
住宅の構造に目が行きがちですが、加盟店の実績とサービス内容を把握することは非常に大事です。
理解した上で後悔しない家づくりをしましょう。
それではいってみましょう!
サイエンスホームと工務店、購入者との関係は?
はじめに、サイエンスホームと工務店、購入者との関係についてみていきましょう。
2021年3月時点で全国に126の加盟店が存在します。
購入者はこの加盟店と契約し、加盟店である地元の工務店がサイエンスホームコンセプトの家を建築することになります。
施工設計、見積もりなどの打ち合わせについては、地元の工務店と行います。
サイエンスホームの本部が住宅購入者とやり取りすることはありません。
サイエンスホームの本部の役割としては、
- 資材の提供をする
- キャンペーンを通じて工務店の営業援助を行う
- 広告、宣伝を通じて購入者の間口を広げる
以上の3つになります。
我が家を建築するときに、サイエンスホームの本部とやり取りすることは1度もありませんでした。
フランチャイズ住宅のメリットデメリット
フランチャイズのメリット
フランチャイズ住宅は次のメリットがあります。
- ローコストで住宅を建てることができる
- 一定の品質基準が満たされている
- 加盟店オリジナルの付加価値を受け取ることができる
ローコストで住宅を建てることができる
住宅建築に関する資材の購入は、サイエンスホームが一括して大量に仕入れます。
したがって、スケールメリットによって仕入れ単価が抑えられ、コストを下げることができます。
大規模なキャンペーンをしていることもありますので、お得に買えることも多いです。
家の柱まるごとプレゼントキャンペーンに当選しました。約100万円くらいはお得に買えたみたいです。
一定の品質基準が満たされている
品質基準についてはサイエンスホームが設定したものになるので、工務店ごとに品質の差が少ないです。
建物の設計図が出来上がった後に本部のチェックが入り、基準に満ちていなければ構造が変更になるようです。
「第三者からも評価してもらえる」というのは安心ですよね。
我が家の場合は、吹き抜け部分の梁が追加になりました。
加盟店オリジナルの付加価値を受け取ることができる
地元の工務店が加盟店となることによって、サイエンスホームの基準だけではなく、地域特性も考慮した家になります。
例えば、我が家を施工した工務店は、
「外張りだけでは岩手だと寒いと思う」
ということで、内側に断熱のグラスウールを追加していました。
またオリジナルの階段を作ってくれたり、床を追加料金無しでランクアップしてくれました。
本部の基準を満たした上で、地域特性に応じて付加価値をプラスしてくれるのは、フランチャイズの良いところだと思います。
フランチャイズのデメリット
デメリットは以下のことが考えられます。
- 加盟店が倒産する可能性がある
- 加盟店のスキルに影響を受ける
- 本部が倒産する可能性がある
加盟店が倒産する可能性がある
地域に根差した工務店が加盟店となっていますので、工務店自体の経営状態が悪化すれば倒産のリスクがあります。
住宅は景気敏感業種のため、景気の影響を受けやすいです。
また、住宅1戸あたりの利益が大きいために資金効率が悪化しやすい業種でもあります。
加盟店が倒産に陥った場合、その後のサポートが受けられない可能性があります。
家を建てた側からすればこれが一番怖いかも…
加盟店のスキルやサービスに影響を受ける
加盟店ごとにスキルやサービス内容に各店ムラがあります。
例えば、サイエンスホームの加盟店になりたての会社と、サイエンスホームの施工実績の抱負な会社では後者の方が安心感がありますよね。
また、地域で50年続く工務店と5年の工務店では、その工務店のスキルには大きな差があると思います。
そのため、サイエンスホームの加盟店だからと過信することなく、その加盟店の実績やサービス内容をじっくり考えてから購入することが大事です。
同じ地域に複数サイエンスホームの店舗がある場合、サービス内容にどんな違いがあるのか聞きに行くのも良いかもしれませんね!
本部が倒産する可能性がある
本部は加盟店の売り上げの影響をもろに受けます。
景気悪化などによって加盟店の売り上げが減少すれば本部が倒産、あるいはサービスの縮小などが考えられます。
しかし、サイエンスホーム本部がつぶれたとしても、工務店からのサポートは期待できると思いますので、家を建てた側の影響は少ないと考えられます。
不安を取り除いて満足のいく家選びを!
サイエンスホームで建てたいと思う人が最も重要視すべきことは、加盟店の実績とサービス内容です。
それは、サイエンスホームは、フランチャイズ経営のため、実際に施工するのは加盟店である地元の工務店だからです。
したがって、地元の工務店のスキルやサービス内容にばらつきが生じてしまいます。
また、加盟店が倒産した場合、今後のサポートが受けられない可能性があります。
しかし、逆に言えば、よい工務店と巡り合うことができれば、
他店よりも良いサービスを受けることができたり、長期にわたって手厚いサポートを受けられるなどのメリットにもなりますから、どう受け取るかは”施主次第”ということになります。
加盟店の実績や評判は、実際に直接聞く方法や、地域の口コミ情報、銀行から内緒話で聞く方法などがあります。
サービス内容については、近くにサイエンスホームの加盟店が複数ある場合には何か所かに足を運んでみるのも良いかもしれませんね。
しっかりと事前情報を収集して、長期にわたって安心できる家づくりをしましょう。
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