
ウォーターサーバーの営業きつい…
ウォーターサーバーの営業はきついですよね。私はウォーターサーバーだけではなく浄水器や自販機(スーパーなどにある専用ボトルで水を汲む機械)なんかも売っていましたが、つらすぎて精神的に参ってしまった時期もあります。
そこで今回は、ウォーターサーバーの営業を頑張っている方や、これから営業を行う方向けに、仕事内容やきついと感じたポイントについてお伝えします。
転職の決め手になった出来事も書いていますので、ぜひ参考にしてみてください。
ウォーターサーバー営業の仕事内容とは
ウォーターサーバーの営業は、主に商業施設などにブースを設けて行う「反響営業」というスタイルです。
その点浄水器の営業などがメインとする「訪問営業」とは異なり、自分でお客様にアポイントを取る必要などはありません。
ウォーターサーバーを使うメリットが大きい層は比較的話しを聞いてくれやすいですが、すでにありふれていて、1度や2度は話を聞いたことがある方がほとんどです。
過去にしつこい営業を受けて警戒心が高い方もいるため、話を聞いてくれないことも多いでしょう。
お客様の方から声をかけてくれるなんてことは非常にまれなので、甘い世界ではないことは覚悟しましょう。
ウォーターサーバー営業がきつい理由
営業職なら仕方のないことですが、圧倒的に断られる回数の方が多いです。
そのため、自分から声をかけることが苦手な方は、非常につらい思いをすると思います。(慣れますが)
また、立ちっぱなしなので足腰に負担がかかりますし、水や機械は意外と重く、後片付けも大変。
さらに、ウォーターサーバーによっては、「健康に良いよ!」という面も押し出して紹介しなければならないため、聞く人からすると「うさんくさい」と思われることもしばしばあります。



個人的にはうさんくさいと白い目で見られるのが一番きつかった
つらさを上げたらきりが無いですが、声を掛け続ける根性があれば真剣に話を聞いてくれる方に巡り会えますので、決して投げ出さない気持ちが大事です。
ウォーターサーバー業界の年収
私の勤めた会社は固定給+歩合給でした。
売れている月は26万円ほどもらっていたこともありますが、低いときには16万円ほどのこともありました。



年収は額面で350万円ほど。お世辞にも高いとは言えない…
キャンペーンの開催地がその時によってバラバラのため出張が非常に多く、1ヶ月のうち自宅に帰れるのが2日のときもありました。
また、キャンペーン中に次のキャンペーンの準備をする必要があり、事務所に帰ってからも大量の仕事が…。
管理職になると、キャンペーンを取ってくるのが仕事になるため、店頭に立つ機会は少なくなります。
しかし、仕事に余裕がある感じではありませんでした。



家庭がある方にはあまりおすすめできない仕事といえるかもしれませんね
ウォーターサーバー営業で身につくスキル
ウォーターサーバー営業では、お客様のニーズを探る力が必要になります。
お客様が足を止めて話を聞いてくれる時間はそう長くないため、お客様のニーズに合う話だけをすればいいわけです。
そのため、2,3個の質問から相手のニーズを掴む技術が身につきます。
この技術は他の商材を売り込むときにでも非常に役立つでしょう。
ウォーターサーバー業界は成長産業か
ウォーターサーバーは右肩上がりに成長を続けている産業です。
背景には、備蓄水としてにニーズや熱中症対策への関心の高まりがあります。
今や、多くの家庭で飲水は購入するのが当たり前になりつつありますし、全家庭の約4割は浄水器をつけていますので、世間のニーズは高くなりつつあるといえるでしょう。
ウォーターサーバーの利用率はまだ4%程度で飽和状態とは言えないため、頑張り次第では成約するチャンスもあるということになります。
転職を考えた理由
私の場合は、結婚するタイミングで転職をしました。
本当に出張が多く、月に1回しか結婚予定の相手と会えなかったですし、結婚したとしても家庭のことをする暇がないと感じたからです。



仕事自体は慣れて軌道に乗り始めていたのですが、ワークライフバランスを考えると続けることができませんでした。
転職に使ったサイト
私が使ったのは「マイナビエージェント」というサイト。





最初は、転職相談とか「ちょっとめんどくさい」と思ったし、はっきりと「スキルないね」と言われるのが怖かったんですが、結婚も迫っていたし背に腹は代えられなかったんです。
無料で使えるうえに自分の気づかなかった強みも見えてきますので、結果的には相談してよかったと思います。



ちなみに「スキルない」と言われることはありませんでした。
電話面談などで適正に応じた企業を紹介していただき、希望の職につくことができました。
まとめ
ウォーターサーバー営業に限らず、楽しい仕事に就ける方は少ないでしょう。
しかし、仕事についた以上その環境で習得できるスキルは必ずあります。
1度就職したら死ぬまでその仕事に就くという考えではなく、習得したスキルを活かしてステージアップ転職するのは自然なこと。
より自分の人生を楽しめるように、今できることを考えてみましょう。
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