我が家の子供たち(5歳と3歳)は「食」に全く興味がなく、食べるより遊びに夢中なようです。
しかし、これから紹介する方法で、いくらかご飯を食べるようになりました。
・子供の気持ちがなかなかごはんに向かない家庭
・ご飯をもう少したくさん食べてほしいと願う親
そんな方に向けて書いた記事です。
我が家の子供との攻防戦を紹介します。失敗もたくさんしました。
今回自分が気付いたのは、ごはんを食べさせるには
美味しいご飯を作るよりも、「楽しいごはん時間」を作ることかなと思いました。
ごはん嫌いな子供との攻防
ごはんの時間になるとおもちゃを広げだす子供達
子供達に喜んで食べてほしいと思い、一生懸命作った料理が冷めていきます。
何とか食べてほしい、「美味しい」と言って欲しいと思う親のエゴが気持ちを高ぶらせてついつい以下の行動をしてしまいます。
ごはんたべなさいと怒る
「ご飯できたよー」
子供たちはガン無視ですww
「ほら、ご飯の時間だから遊びは後でね」
またもガン無視wwwやりたくないことはやらない主義なようです
(子供を抱えて椅子に座らせる)「ご飯だってば!」
ダッシュで逃げますww
「もうごはん作ってあげないから!夜お腹すいたって言ったって絶対あげないから!」
→しぶしぶ食べ始めるww(美味しくなさそうに食べる)
Youtubeで釣る
子供達Youtube大好きです。
Youtubeで食虫植物の動画やウルトラマンを永遠と見ます。(時間は決めていますが)
「ごはん食べた人Youtube見てもいいんだけどなー」
秒で食べます
がぶがぶ食べてすぐスマホを要求してきます。
(子供達よ…違うのだ…父は食事を君たちと一緒に楽しみたいのだ)
間違いに気づく
怒ったり、Youtubeで釣ったりというのは根本的な解決になっていないなと感じ始めました。
怒ることによって、ご飯を食べる時間が楽しい時間では無くなってしまい、
ますます憂鬱な気持ちになると思いますし、
Youtubeで釣ることで、ご飯の大切さがおろそかになってしまい、感謝の気持ちが生まれません。
その場限りの対策では、長期的にはなんの解決策にもなっていないと感じ始めました。
もしかしてごはん嫌いは親のせいかも…
ごはんを食べたくなる工夫
- 子供がご飯を食べるにはどうしたらよいのか
- ごはんの時間を楽しいと思ってくれるにはどうしたらよいのか
この2点について考えて以下のことを実践してみました。
一緒に料理作戦
子供用の包丁を買ってきて子供達と一緒に料理をしました。
子供に包丁を持たせることは親としてはとても勇気のいることです。
まぁ…けがをして初めて覚えることもあるしな…
決心し、一緒にやりました。
結果はやはり一口くらいは自分の作った料理を食べたいようで、食べていました。
完食しないことも多いのですが、気持ちが食事に向かっています!大きな進歩です!
「〇〇の作った料理美味しいね!」と言いながら食べられるのは最高です。
にんじんを切ってレンジでチンするだけの料理!簡単おいしい!
しかし毎日となると流石に親も時間を作ってあげるのが難しい…
次の作戦を考えました。
味見してちょうだい作戦
「味見してちょうだい」作戦です。次の効果が期待できます。
- 味見してあげることによって親を助けてあげていると思わせる。
- 食べる行為でもっとも重い1口目をクリアすることができる。
かなり効果がありました。
子供でも何か人の役に立ちたいと思う気持ちがあるんだな~と実感
もしかして、「味薄いから醤油足して!」とか言い出すかもしれませんw
あと自分好みの味付けにしてあげることによって食も進むのかもしれません。
なんでも海苔巻き作戦
朝ごはんなど時間のないときは「なんでも海苔巻き作戦」です。
手のひら大ほどの大きさに切った海苔にご飯を乗せ、
鮭フレークや納豆やその他好きな具材をのっけて海苔巻きにします。
海苔巻きはおにぎりと違って具材の自由度が高いです。
片手でつまんで食べられますし、手も汚れません。
うちの子供達は海苔好きだということもあり、バクバク食べていますw
家の中でピクニック作戦
テーブルに座ってご飯を食べることが嫌なのかと思い、
床にシートを広げてお弁当にご飯をよそって食べさせてみました。
機嫌が良いときはノリノリで食べています。
「お父さんの分は?」と言われるので、親の分も作らねばなりませんが、
それはそれで楽しみながら食事できるのでよいかと思います。
子供がごはんを食べるようになる一番の対策法は…
まとめると以下のようになりました。
- 一緒に料理作戦 →〇効果あり
- 味見してちょうだい作戦 →◎効果あり
- なんでも海苔巻き作戦 →〇効果あり
- 家の中でピクニック作戦 →△効果あり
すべてにおいて効果ありを実感しました!
食べる食べないではなく、気持ちが食に向いてるなと実感できました。
食べる食べないで言うと、その日次第で効果の出方が違います。
気分が乗らないときは何をやっても全く食べようとしないときもあります。
とはいえ、おなかが空いたら何か食べたいと言ってきますし、
あまり強要することはせずに、
ご飯を食べる行為を嫌いにさせないことと
楽しいごはん時間を作ることの2点を
最重要ポイントに考えて今後も色々と楽しんでみたいと思います。
ありがとうございました!!!
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