長男は寝る前いつも植物の図鑑を持ってきて、
植物の絵本読んでー!!
絵本じゃないよ?図鑑だよ?いいの?
で、これを読むのですが
本人はへーへー言いながら聞いていますが、
…ほんとに理解して聞いているのかな?
と、思っていました。が!
この植物の名前分かりますか?

私はこの草に名前があることすら意識していなかったのですが、
あ!「カタバミ」だ!!
ん!?そうなの!?よく知ってるね!?なんで!?
植物の絵本で読んだよ!!
…全然覚えていないww
こんなことがしょっちゅうあります。
子供は凄いなぁ。自分の興味があることは夢中になって調べたり(聞いたり)、
自分の知識としてしっかりと覚えているんだなぁ。
感心してしまいます。
好きなことを優先させる長男
植物だけではなく、生き物(小さいもの限定)その他、
ものを作るのもお絵描きするのも大好き。
最近はウルトラマンや仮面ライダーなんかも大好きでテレビにかじりついて離れませんw
途中で中断するのが大嫌いのようで、気のすむまでやらないことには動きません。
反対に、ご飯を食べること、歯磨き、お風呂などは全く興味がないようで、促しても
完全スルーですw
親としては、
子供には好きなことを好きなだけ思いっきりやってほしいなぁ
と思っています。
思っていますが…
現実は
お風呂はいるよ!!!!!!
ごはん終わりなの!?!!!!!!!
歯磨きしなさーーーーーーーいいいいいい!!!!!
です。
『すきなこと』を優先させてもよいのか【優先すべき】
好きなことを優先させることは基本的にはよいと思います。
宇宙ロケット開発など多岐にわたる活動をされている堀江貴文さんは著書の中で
何か一つのことに極端なまでに夢中になれば、そこで培った好奇心と集中力が他のジャンルでも同じように生かされる。
出典:『多動力』堀江貴文,第3章,59P
と言っております。
夢中になれるということも一つの能力なのです。
子供が夢中になっているときには、親の声が届きません。
何度も名前を呼んだり、怒ったりして
子供が夢中になっている状態から注意をそらさせ、親の言うことに耳を傾けさせる
そういう繰り返しが
「夢中になって物事に取り組む能力」を阻害している可能性がある
と思います。
「夢中になって取り組む能力」を阻害してしまうと
自分の好きなことがわからない
自分が何をやりたいのかわからない
と大人になってから苦しむことになると思います。
(自分も悩みました)
趣味なし、そして仕事に追われ生きる意味を探す日々だったんです
夢中になれる好きなものを後回しにして、やらなければいけないことだけで1日、一生を終えていく。そんな人生って本当に自分の人生といえるのでしょうか。
夢中になれる好きなもので自分の人生を作っていく。素敵ですよね。
そんな能力は子供のころに養われるのだと思います。
したがって、子供が夢中になっているものに対して「ほどほどに」というのは✖
「トコトン」やらせてやるのが後々子供の人生でプラスになるのです。
『やりたいこと』を優先させられる環境を作る
『やりたいこと』を優先させられる環境を作るのは結構難しいです。
でも親が気持ちの余裕を持つことで子供の夢中になれる時間を作れます。
具体的には
- 寝ないで遊び続けることなんて不可能なんだから好きなだけ遊ばせておく
- 勉強なんてほんとに必要だと感じれば自分からやるのだから口うるさく言わない
- おなかが空けば勝手に食べるor「お腹すいた」と言ってくる
というマインドです。
強制せずとも子供は必要なものは自分で選択して得るようになると思います。
現実は甘くない【子供ペースで進める】
とはいえ、
保育園に送っていかねばならない
歯磨きしなければいけない
お風呂入らなければいけない
寝なきゃいけないetc…
そんな時、我が家では親の都合はさておいて、子供の興味をもっているやりたいことに理解を示してみます。
へー、長男はお花がすきなんだね~
そうだよ!カタバミかわいいよねー!一緒に絵本(図鑑)読もう?
いいよ!でも保育園あるから1個だけね!あとは帰ってきてから!
そして、帰ってきたら飽きるまで読ませます。約束は絶対守ります。
否定はせずに、夢中になっていい時間は今じゃないよ!と諭します。
親の都合からぶつけると子供は無視します。
同調して子供のペースで進めると意外と早く話が進みます
…うまくいくとき、いかないときありますがw
まとめ
夢中になると集中力と好奇心が育つ
狂ったように夢中になることは決して子供にとって悪いことではありません。
むしろ、『夢中になる』と『飽きる』を繰り返すことで、
自分の好き嫌いがはっきりしますし、向き、不向きであったり、
追及する集中力や、夢中になれるものを探す好奇心が育ちます。
これは大人になってしまってからは得にくい能力ではないかと考えています。
私が学生の時、まったく勉強せずサークル活動に没頭していた時に、恩師が
「やらねばならないことよりやりたいことを優先してもいいんです」
と言ってくれました。(最高にかっこいい)
大人が子供の能力を育成する重要な機会を奪ってはいけません。
とはいえ、『やるべきこと』もたくさんあるのも事実。
子供の『やりたいこと』に寄り添って、
どのように『やらなければいけないこと』に折り合いをつけるか
今後も考えてみたいと思います。
ありがとうございました!!!
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